愚かなハッカーたれ、利口なエンジニアよりも

地方でフリーでプログラミングスキルで生きていく

ルーチン化した生活が自分の首も絞めつけ他人にも息苦しさを強要する

ルーチン化した生活を続けていると、同じことばかり考えるようになり、些細な変化にストレスや苛立ちを感じるようになる。例えば、家族の誰かが自分の意図しない場所に物を置いたとか、飲食店に入ったらバイトスタッフの口調が気に食わなかったとか。

ルーチン化された生活による安心感。それは同時に異なる生活パターンを持つ他人や、彼らによって作られる外部環境に対する寛容さを奪っていく。外部がもたらす変化を無理くりに自分の秩序に合わせようとするから、ストレスが蓄積していく。自分で自分の首を絞めているようなものだ。

そして他人に対しても自分のルールを道徳、正義を盾にして押し付けようとする。それは束の間の秩序を持たらすかもしれないが、他人の首を絞めているし、束の間の秩序は再び混沌をもたらし、また自分の首を絞めつける。その混沌は他人や外部環境がもたらすもののように錯覚するが、実際は自分の同じ思考のループによる不寛容さがもたらすものだ。

対してルーチン化した生活をやめ、常に変化を取り入れるようにすると、世の中には色んな人がいて、自分と合う人もいれば合わない人もいる。誰と付き合い、誰と付き合わないかは自由に選択できる。仕事だっていつでもやめられるし、新しい仕事はどこかにある。といったことが理屈ではなく経験で理解できるようになる。そうすると些細なことはだんだん気にならなくなる。

息苦しいと感じるなら、まずルーチン化した生活を変えよう。それは別にハイパーノマドになれという非現実的な跳躍をすることではない。電車で1時間先の街で飲み歩くことを週1の習慣にするとか、そんな些細な変化でも十分に効果はあるのだ。世界は自分の認識が作り上げる。認識が変われば世界は変わる。色即是空。

ハイパーノマドにならなくても、生活をルーチン化させない意識を持つだけで、狭い視野から解放される

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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