愚かなハッカーたれ、利口なエンジニアよりも

自我と距離をおきたいプログラマの日記

暗号通貨は地域のようなコミュニティごとに分散して普及するのではないか

ビットコインが普及しないだろうと言われる大きな理由は、分散台帳であるため取引処理が重いこと、コインの発行数に上限があることだ。現在、暗号通貨が乱立する中で、どれが生き残るかという見方が強いが、1つの暗号通貨が国際通貨のような役割を担う必要はあるのだろうか?以下、未来予想というか妄想です。

たとえば、東海三県(愛知、三重、岐阜)でナゴヤンという暗号通貨が普及し、東海三県内ならほとんど何でも買えるようになるとする。私のような三重県人なら、ナゴヤンさえあれば日常の生活に困ることはほとんどないだろう。

つまり、ほとんどの人にとって巨大国際通貨であるドルはもちろんのこと、日本国内どこでも使える日本円ですら、日常では必要ないのだ。地域通貨が機能すれば、それで事足りるはずなのである。東海三県で限定された取引量ならビットコインのような分散台帳型暗号通貨でも実用的な処理速度でさばけるかもしれない。

今、日本人の多くはグローバルラットレースに参加せざるを得ない状況にある。ブラック企業問題、過労死問題もそれに起因する。極論を言うと日本円がドルという巨大国際通貨と連動していることと、農産業、水産業、畜産業など食の生産業と流通業の寡占が進んでいるから、そのようなラットレースに参加せざるを得ないのだ。

テクノロジーが発展して、誰でも食の生産が簡単にできるようになり、自給自足が難しくなくなれば、グローバルラットレースから降りる人は続出するだろう。そうなればグローバルからリンクが切れた地域のコミュニティだけで完結できるようになる。

仮に自分が作った食物だけで生きていけるようになっても、それだけで人生が成り立つわけではないし、他の人と物やスキルをトレードする必要はあるだろう。でも、そのトレードは日本円でなくとも地域の暗号通貨でもできるのではないか。

もし各地域ごとに暗号通貨ができ、それぞれの地域の人々が保有し通貨としての役割を担うようになれば、日本円を保有する人は減る。結果、日本円の価値は下がり、日本政府という中央集権の力も弱まり、さらに地域の独立性が高まり、相対的にさらに地域の暗号通貨の価値は高まる。

今後、ハイパーノマドのように移動生活をする人はさらに増えることから、地域の暗号通貨は現実的でないかもと一瞬思った。しかし、暗号通貨が普及すれば、簡単に他の暗号通貨と交換できるようになるだろうし、地域から外へ出ることも問題ないはずだ。今でもビットコインから他の暗号通貨へ両替する仕組みはある。

国という単位ではなく、より小規模な地域ごとに暗号通貨があり、それらは他の地域の暗号通貨への両替ができる。それが未来の通貨の形かもしれない。ドルや円のような通貨が取引量の多さから分散台帳型暗号通貨へ移行するのが難しいのなら、暗号通貨の普及と共に価値を失う可能性もあるかもしれない。

と、書いたけど、地域ごとに暗号通貨が別れても、世界中で分散台帳が行われると、ネットワーク負荷が膨大になるかもしれないけど・・・。でもこの記事にあるように光ファイバーの限界突破も可能という話もあるし、その辺はなんとなるのかな。

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