愚かなハッカーたれ、利口なエンジニアよりも

自我と距離をおきたいプログラマの日記

セルフブランディングは自分に一点集中投資することで、やっぱりリスクが高いのではないか

何年か前に、実名で発信を続けることが信用の担保になる。匿名で発信しても自分にリターンがないといった話に、一時納得したけど、最近はやっぱりリスクが高いと思うようになった。実名アカウントでセルフブランディングし、自分の価値を高めて利益を得ようとすることは、自分に一点集中投資するということだからだ。

株式投資の世界では、一般的には1つの銘柄に一点集中投資するより、分散投資するほうがリスクが低い。なぜなら、1つの銘柄が損失を出しても、他の銘柄の利益が穴埋めしてくれる可能性があるからだ。

グローバルインデックスファンドはその究極形で、世界中の株式を抱き合わせ販売したようなもので、凡人は個別銘柄を買うよりグローバルインデックスファンドを買ったほうが手堅く利益を出せるだろう。

ウォーレン・バフェットのような投資家は別である。彼は徹底的にリサーチして集中投資を行う。そして実際に大きな利益を上げる。けれど凡人には彼のような目利きの能力はない。彼は情報強者なのである。

セルフブランディングという集中投資もそれと同じではないか。アカウントを作成した時点で、既にスキル、実績、人脈があれば、情報強者として発信できるし、セルフブランディングに成功するだろう。また、間違ったことや反感を買うことを書いて叩かれても心が折れず、成長していくことができる人なら実名のセルフブランディングに成功するだろう。

しかし、大多数の人はこれには当てはまらない。持たざる凡人、並のメンタルしかない人に、セルフブランディングという一点集中はリスクが高い。燃えて心が折れて再起不能になることもあるだろう。ならば、匿名アカウントで複数の媒体でアウトプットをしていく方が良いのではないか?

持たざる凡人は経験から学ぶしかないから、たくさんアウトプットする必要がある。実名で及び腰になって当り障りのないことを書いても学びは得られない。匿名アカウントで間違いを気にせずにアウトプットしまくるほうが学びがあるだろう。

また複数の匿名アカウントでアウトプットしておくのも良いと思う。どれか一つが結果が出なかったり炎上しても切り捨ててしまえばいい。折れないためにも、そういう心のゆとりは大切だと思う。

それに複数のチャネルから収入源がある方が安定感があり時間的自由も効く。実名のセルフブランディングが重要とは限らない。実名アカウントで炎上する日々とは無縁のほうが、日々穏やかに暮らせる。

凡人こそ自我を捨てて、ミームマシンになるべし。と思う今日このごろ。自己承認欲求が腰を重くすることもある。自分という主人格を認めてもらいたいという気持ちを脇において、匿名アカウントという複数の自分の分身からアウトプットして、方々から収入を得る方向を目指す。

あと、最初から呪いの言葉を吐くためだけに匿名アカウント作ってるのは駄目だと思いますが・・・そこには何の学びもないし、収入にも繋がらない。