愚かなハッカーたれ、利口なエンジニアよりも

自我と距離をおきたいプログラマの日記

地球が丸いという事実は頭の中だけにあり、体感的には平らなままである

人間の意識がいかにいい加減なもので、信じているものがいかにおぼろなものか。それは地球が丸いという共通認識からもわかる。

かつて人々は今住んでいる場所から地平線の彼方までずっと地面が続いていると思っていた。海が見える場所に住んでいる人は、海の向こうは滝のようになっていると信じていたし、海が見えない場所に住んでいる人は断崖絶壁になっている信じていた。

地球が丸いという事実を知っている我々のほとんどは、学校でそう習い、テレビや動画などの映像でそれを観たから、その事実を知っているだけに過ぎない。体感的に地球が丸いと感じることは生涯ないだろう。何らかのデバイスで脳が拡張されるか、遺伝子操作で進化するかしない限り、地球が丸いという事実は頭の中だけにある。

今だって世界には今も海を一度も見ず、一度も飛行に乗らずに生涯を終える人だっている。彼らにとって海の先に別の大陸があり、ぐるっと一周回れば今住んでいる場所に戻ってくるという事実は、頭のなかにだけあるのだ。

これが人間の認識の限界である。私達が真実だと信じているのことの一体どれほどのことが、脳の限界で仕切られた誤認識によるものなのだろう。何かの思考に囚われそうになったら、そうやって一歩引いて考えると視野が広がるかもしれない。

色即是空。すべては認識によって彩られた世界である。

この記事の猪子さんの話もそれを示唆する内容で面白いです。おすすめ。

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