愚かなハッカーたれ、利口なエンジニアよりも

自我と距離をおきたいプログラマの日記

仮想通貨・トークンがもたらす通貨が分散化した未来像

最近、大きく値を下げた仮想通貨ですが、現行の法定通貨(JPY)と価値変換できる以上、投機的になるのは仕方ない。それよりNEMのモザイクのように、法定通貨と連動しないトークンを発行し、発行者が限定的な価値をつけるところから、まったり広まっていくといいなと考えてます。

農家Aさんのトークンは野菜を割安で買える。アプリ開発者Bさんのトークンはアプリの制限機能を使える。それぞれ価値は限定的だけど、トークン発行者が増えれば増えるほどトークンの種類が増えて多様化する。そうするとトークンを組み合わせて持つことで法定通貨一択に依存せずに生活ができる。これは個人にとってリスクヘッジにもなると思う。

インターネット以前、メディアといえばテレビ一強だった。インターネットの登場で個人が誰でも情報発信できるようになり、メディアは分散化していった。一人一人が発する情報は狭く偏っているけど、複数フォローすれば様々な情報を得られる。自分で得たい情報をカスタマイズできる。Twitterのタイムラインがまさにそう。

同様の流れが通貨にも起きると思う。国が発行する法定通貨一択から個人がトークン(何らかと価値変換できる媒体)を発行するようになる。さらにそれらの交換は分散型取引所(DEX)で簡単に出来る。自分の生活に合わせて必要なトークンを流動的に組み合わせて保有する。

逆に言うとある仮想通貨が万国共通の決済通貨として使われる可能性は低いように思う。インターネット後の世界である現在、あらゆる情報を包括的に発信するメディアと、個人や小さい団体の限定的な情報発信メディアが混在しているように、法定通貨と仮想通貨・トークンも似たような関係になるのではないか。

答え合わせは30年後。でも、もっと早く答えは出るかな。